介護離職しないために|仕事と介護を両立するヒント

家族のための介護ガイド

「親の介護が始まったら、
仕事を辞めるしかないのかな」

そう感じている方は
多いのではないでしょうか。

でも、
仕事を辞めなくても
介護はできます。

介護サービスを使いながら、
仕事を続けている家族を
私はたくさん見てきました。

もちろん、
大変な場面があることも事実です。

でも、
辞める前に知っておいてほしいことが
あります。

この記事では、
仕事と介護を両立するための
ヒントを整理していきます。

まるみ
まるみ

仕事を続けながら
介護できるの?

まる
まる

できるよ。
大変な場面はあるけど、
使える制度やサービスを知ることが
大事なんだよね

📋 この記事でわかること

✅ 介護離職のリスク

✅ デイサービスが就労を支える仕組み

✅ 仕事と介護の両立が難しい場面

✅ 使える制度(介護休業・介護休暇など)

✅ 辞める前にやること

介護離職のリスクを知る

「介護のために仕事を辞める」

一見、
家族のために最善の選択のように
見えるかもしれません。

でも、
介護離職にはリスクがあります。

  • 収入がなくなる
  • 社会とのつながりが減る
  • 介護が長期化したとき、精神的に追い詰められやすくなる
  • 再就職が難しくなることがある

介護は、
数ヶ月で終わるものではありません。

数年、
場合によっては10年以上
続くこともあります。

仕事を辞めてしまうと、
その間の生活費や
自分自身の将来にも
影響が出てきます。

まるる
まるる

辞めることで
かえって大変になることも
あるんですね

まる
まる

そう。
だから辞める前に
できることを探してほしいんだよね

デイサービスが就労を支える

介護サービスの中で、
仕事との両立を支える
大きな役割を果たしているのが
デイサービスです。

デイサービスは日中のサービスなので、
その間は安心して
仕事をすることができます。

私がデイサービスで働いていて感じるのは、
日中就労できることが
家族にとってとても大切だということです。

実際に、
単位数の上限ギリギリまでサービスを入れて、
なんとか仕事をしながら
生活している家族もいます。

ただ、
正直に伝えると
難しい場面もあります。

フルタイムだと調整が必要になることがある

これまでバリバリ働いていた方も、
勤務時間や勤務日数の調整が必要になる
場面が出てくることがあります。

「調整したら正社員でいられなくなるのでは?」
と心配される方もいます。

でも、
介護のために勤務時間や勤務日数を調整しても、
直ちに正社員ではなくなるわけではありません。

国が定めた介護休業などの制度は、
仕事を辞めずに
介護と両立するために作られたものです。

会社が介護を理由に
本人の意思に反してパートや契約社員などへ
変更するよう強いることは、
不利益取扱いとして禁止されています。

まず会社に相談してみてください。

体調が悪化したときの対応が難しい

利用者さんの具合が悪くなったとき、
なるべく早く病院受診した方がいいのですが、
就労している家族は
どうしても対応が遅れてしまいます。

仕事を抜け出したり、
早退しなければならない
場面が出てくることもあります。

夜間は家族が対応しなければならない

デイサービスは日中のみのサービスです。

夜間の見守りや対応は、
家族が担うことになります。

訪問介護などの夜間のサービスを
使えば負担は軽くなりますが、
使える単位数には上限があります。

単位数の上限を超えた部分は
全額自費になるため、
お金の面でも
負担が大きくなることがあります。

まるみ
まるみ

大変なことが多いんだね

まる
まる

正直、大変な場面はある。
でも一人で抱え込まないことが
一番大事なんだよね

使える制度を知る

仕事と介護を両立するために、
使える制度があります。

制度は、大きく
「時間」と「お金」の2つに分けて考えると
わかりやすくなります。

時間を確保する制度

介護休業
介護が必要な家族1人につき、
通算93日まで
休業できる制度です。

一度にまとめて取る必要はなく、
3回まで分割して取得できます。

介護休暇
年間5日(対象家族が2人以上の場合は10日)
取得できる制度です。

1日単位だけでなく、
時間単位でも取得できます。

通院の付き添いや
急な体調変化への対応に
活用できます。

残業の免除
請求すれば、
介護が終わるまで
残業を免除してもらえます。

時短勤務・フレックスタイムなど
会社には、
時短勤務・フレックスタイム・時差出勤などのうち、
いずれかの制度を用意する義務があります。

お金を支える制度

介護休業給付金
介護休業中は、
雇用保険から
賃金の約67%が支給されます。

雇用保険に加入していることなどが
条件になります。

会社独自の介護支援制度
最近は、
会社独自の介護支援制度を
設けているところも増えています。

まず、会社に相談してみる

2025年4月から、
介護の申出をした社員に
会社が制度を案内する義務ができました。

まず、
会社の人事部門に
相談してみてください。

まるる
まるる

こんなに制度があるんですね

まる
まる

知らないと損することもあるから、
まず調べてみることが大事だよ

※制度の内容や取得条件は、2026年10月時点の情報です。
勤務先の就業規則や雇用形態によって異なる場合があります。
詳しくは、会社の人事部門や、お住まいの地域の労働局にご確認ください。

家族で役割分担を見直す

介護は、
一人の家族が抱え込むものではありません。

兄弟姉妹や親戚と
「誰がどこを担当するか」を
話し合うことが大切です。

例えば、

  • 近くに住んでいる人が日常的なサポートをする
  • 遠くに住んでいる人は費用の負担や週末の対応をする
  • 緊急時の連絡先を決めておく

役割分担が決まると、
一人にかかる負担が
軽くなります。

また、
いざというときに
慌てなくてすみます。

まるみ
まるみ

介護って、
一人で抱えてしまいがちだよね

まる
まる

そう。
だから家族で話し合うことが
とても大事なんだよね

辞める前にやること

介護離職を考える前に、
やってほしいことが3つあります。

① ケアマネジャーに相談する

今の状況を伝えて、
使えるサービスを
最大限活用できているか確認する。

② 会社に相談する

一人で抱え込まず、
上司や人事部門に
状況を伝える。

制度を使えるかどうか、
働き方を調整できるかどうか
確認してみてください。

③ 家族で役割分担を見直す

兄弟姉妹や親戚と
役割分担を話し合う。

まる
まる

辞めてから後悔する方も多い。
辞める前に、
まず一歩踏み出してほしいんだよね

まとめ

仕事を辞めなくても
介護はできます。

大変な場面があることは事実です。

でも、
介護サービスをうまく使いながら
仕事を続けている家族を
私はたくさん見てきました。

まずは、
使える制度とサービスを知ることから
始めてください。

辞める前にやること:

  • ケアマネジャーに相談する
  • 会社に相談する
  • 家族で役割分担を見直す

社会全体でも、
介護と仕事の両立への理解が
少しずつ広がっています。

一人で抱え込まず、
まず相談してみてください。

まる
まる

辞める前に、
まず一歩踏み出してほしい。
一緒に考えられる人は必ずいるから

あなたは今、
一人で抱え込んでいませんか?

サイト運営者:まるさん
入所施設、通所施設での介護歴20年。実務者研修などの講師歴15年。現在は管理職として奮闘中です! 介護の現場で悩む新人さん、中堅職員さん、介護技能実習生さん達の力になれたら…そんな想いでブログを始めることにしました。 【保有資格】介護福祉士、介護支援専門員
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