「介護保険を使うと、
費用はどのくらいかかるの?」
介護が始まったとき、
お金のことが心配になる方は
多いと思います。
介護保険は、
サービス費用の全額を
国が負担してくれるわけではありません。
一部は自分で払う必要があります。
でも、
「どのくらい払えばいいのか」が
わかると、
少し安心できます。
この記事では、
介護保険の自己負担と
負担割合証について
わかりやすく整理していきます。

介護ってお金がどのくらいかかるのか、
不安になるよね

まず自分の負担割合を知ることから
始めるといいよ
📋 この記事でわかること
✅ 介護保険の自己負担の仕組み
✅ 実際の費用の目安(介護度別)
✅ 負担割合(1割・2割・3割)の違い
✅ 負担割合証とは何か・見分け方
✅ 負担が重くなりすぎないための制度
介護保険の自己負担とは
介護保険サービスを利用するとき、
費用の一部を自分で払います。
これを自己負担といいます。
例えば、
サービス費用が月10万円だったとして、
自己負担が1割なら
自分が払うのは1万円です。
残りの9万円は
介護保険から支払われます。

全額払わなくていいんですね

そう。
だから介護保険を使うことが大事なんだよね
ただし、
自己負担の割合は
全員同じではありません。
収入によって
1割・2割・3割と
変わってきます。
実際の費用はいくらくらい?
自己負担額は
この3つで決まります。
① 介護度
② 利用するサービスの種類と量(「単位」であらわす)
③ 負担割合(1〜3割)

単位って、どういうイメージで考えればいいの?

チケットみたいなものだよ。
サービスごとに必要なチケット枚数が決まっていて、
介護度によって
1ヶ月に使えるチケットの枚数が変わるんだよね
例えば、
ヘルパーさんによる
60分の生活援助なら220単位です。
介護度によって
1ヶ月に使える単位数の上限が決まっていて、
上限内で必要なサービスを組み合わせて使います。
介護度別の上限単位数と
自己負担額の目安です。
| 介護度 | 上限単位数 | 費用目安 | 1割 | 2割 | 3割 |
|---|---|---|---|---|---|
| 要支援1 | 5,032単位 | 約50,320円 | 約5,032円 | 約10,064円 | 約15,096円 |
| 要支援2 | 10,531単位 | 約105,310円 | 約10,531円 | 約21,062円 | 約31,593円 |
| 要介護1 | 16,765単位 | 約167,650円 | 約16,765円 | 約33,530円 | 約50,295円 |
| 要介護2 | 19,705単位 | 約197,050円 | 約19,705円 | 約39,410円 | 約59,115円 |
| 要介護3 | 27,048単位 | 約270,480円 | 約27,048円 | 約54,096円 | 約81,144円 |
| 要介護4 | 30,938単位 | 約309,380円 | 約30,938円 | 約61,876円 | 約92,814円 |
| 要介護5 | 36,217単位 | 約362,170円 | 約36,217円 | 約72,434円 | 約108,651円 |
※これは上限単位数をすべて使った場合の目安です。実際の費用は利用するサービスの種類や量によって異なります。

介護度によって
こんなに違うんですね

そう。
だからまず介護度を確認することが
大事なんだよね
負担割合は収入によって変わる
負担割合は、
本人の収入や
世帯の状況によって決まります。
| 負担割合 | 対象者の目安 |
|---|---|
| 1割 | 一般的な収入の方 |
| 2割 | 一定以上の収入がある方 |
| 3割 | 現役並みの収入がある方 |
ほとんどの方は
1割負担です。
また、
40歳以上65歳未満の方や
住民税非課税の方は、
所得にかかわらず1割負担となります。

自分が何割負担かって、
どうやって確認するの?

それが「負担割合証」に
書いてあるんだよね。
次で詳しく説明するね
負担割合証について知っておくこと
負担割合証とは、
自分の負担割合が記載された証書です。
要介護・要支援認定を受けた方に
交付されます。
いつ届くの?
毎年7月下旬に送付されます。
有効期間は
8月1日から翌年7月31日までです。
なぜ大切なの?
介護サービスを利用するとき、
介護保険証と一緒に
サービス事業者に提示する必要があります。
届いたら、
なくさないように大切に保管してください。
介護保険証と間違えやすいので注意!
負担割合証と介護保険証は、
どちらも同じ水色で
間違えやすいです。
見分け方はサイズです。
- 介護保険証: 3つ折りの大きなサイズ
- 負担割合証: 1枚(介護保険証を折りたたんだ大きさと同じ)

色が同じだから
間違えそうだね

現場でもよく間違えられるんだよね。
大きさで見分けるのが一番わかりやすいよ
負担が重くなりすぎないための制度
介護サービスをたくさん使うと、
自己負担額が大きくなることがあります。
そういうときに知っておきたい制度があります。
高額介護サービス費
1ヶ月に支払った自己負担額が
一定の上限を超えた場合、
超えた分が後から払い戻される制度です。
収入によって上限額が異なりますが、
一般的な収入の方の場合、
月およそ44,400円が上限の目安です。
申請が必要な場合があるので、
市区町村の窓口に確認してみてください。
社会福祉法人等による利用者負担の軽減制度
低所得の方を対象に、
利用料を軽減してもらえる制度もあります。

こういう制度があるなら
知っておきたいですね

そう。
知らないと損することもあるから、
ケアマネジャーに相談してみるといいよ
まとめ
介護保険の自己負担は、
収入によって1割・2割・3割と変わります。
負担割合の目安:
| 負担割合 | 対象者の目安 |
|---|---|
| 1割 | 一般的な収入の方 |
| 2割 | 一定以上の収入がある方 |
| 3割 | 現役並みの収入がある方 |
負担割合証のポイント:
- 毎年7月下旬に送付される
- 有効期間は8月1日から翌年7月31日
- 介護保険証と同じ水色だがサイズが違う
- サービス利用時に介護保険証と一緒に提示が必要
負担が重くなりすぎないための
制度もあります。
- 高額介護サービス費
- 社会福祉法人等による利用者負担の軽減制度
わからないことは
ケアマネジャーや
市区町村の窓口に相談してみてください。

まず自分の負担割合を確認することから
始めてみてください
お金のことが不安な方は、
一人で抱え込まず
相談してみてください。

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