改善の落とし穴|介護現場でよくある3つのパターン

現場のヒント

「改善しているのに、
なぜか仕事が増えている」

そう感じたことは
ありませんか。

改善は、
うまくいくことばかりではありません。

むしろ、
うまくいかないことの方が
圧倒的に多い。

そして厄介なのは、
落とし穴にはまっていても
気づきにくいことです。

この記事では、
介護現場でよくある
「改善の落とし穴」を3つ整理します。

まるみ
まるみ

改善してるつもりなのに、
やることが増えて、てんてこ舞いになっていることがあるんだよね。

まる
まる

それ、落とし穴にはまってるサインかもしれないよ

1.品質を追い求めすぎる落とし穴

「利用者さんに喜んでもらいたい」
「もっと満足度を上げたい」

その気持ちは大切です。

でも、
その気持ちが強くなりすぎると、
やることがどんどん増えていきます。

「これをやると利用者さんが喜ぶ」
「手間をかけて美味しいものを作りたい」

気づいたら、
職員の労力も、
食材費も、
設備のコストも
どんどんかかるようになっていた。

サービスの質は上がっている。
利用者さんの満足度も高い。

でも採算が取れなくなっていく。

実はこれ、
介護現場だけの話ではありません。
どの業界でも起きる、
よくあるパターンです。

まる
まる

過剰なサービスは、
結局自分たちの首を絞めることになるんだよね

まるみ
まるみ

良いことをしているつもりなのに、
気づいたら限界になってた、ってことか

まる
まる

そう。
利用者さんのためと思っていることが、
職員を追い詰めることになることもあるんだよね

大切なのは、
「このサービス、本当に必要か」
「続けられるコストか」
を定期的に確認することです。

2.頑張った分だけ、やめられない落とし穴

改善策を考えるとき、
職員みんなで知恵を出し合います。

時間をかけて考えた。
みんなが頑張った。

だから、
「この改善策は間違っていないはず」
という気持ちが生まれます。

また、
一生懸命取り組んでいる人がいると、
「今さらやめるなんて言えない」
という空気にもなります。

これは特に、
空気を読むことを大切にする
日本人の現場では
起きやすいことかもしれません。

まるみ
まるみ

頑張ってる人の前で
やめようって言えないの、
すごくわかる

まるる
まるる

みんなが頑張ってるのに、
やめようって言いにくいですよね

まる
まる

その気持ち、すごくわかる。
でもそれが、落とし穴なんだよね

効果が出ていない改善策を
続けてしまうと、

必要以上のルールが増え、
やることばかり増えていく。

職員の負担は
どんどん積み上がっていきます。

前回お伝えしたサンクコスト、
つまり「今まで使った時間や労力が惜しい」
という気持ちが、
判断を鈍らせてしまうんです。

まる
まる

効果が出ていないなら、
やめる勇気も大事なんだよね

3.同じ意見ばかりになる落とし穴

改善を進めていると、
自分と近い考えの人が集まってきます。

賛同してくれる人が増えることは、
改善を進める上では力になります。

でも気をつけないといけないことがあります。

まる
まる

自分の意見にいつも賛成してくれる人ばかりになると、
いつの間にか自分が正しいと思い込んでしまうんだよね

賛同してくれる人の声ばかりが
大きくなっていくと、
自分の考えが凝り固まっていく。

その結果、
本当に大事な意見が
受け入れられなくなってしまう。

まるみ
まるみ

気づいたら、
裸の王様になってたってことね

まる
まる

そう。
だから意見は、
誰が言っているかではなく、
何を言っているかで判断することが大事なんだよね

フィルターを外して、
客観的に見ること。

それが、
落とし穴から抜け出すための
一番の方法だと思います。

まとめ

改善の落とし穴は3つあります。

品質を追い求めすぎること。
頑張った分だけやめられないこと。
同じ意見ばかりになること。

どれも、
悪気がないから気づきにくい。

「自分たちは良いことをしている」
という感覚があるから、
修正しにくい。

まる
まる

改善って、
やることだけじゃなくて、
何のためにやっているかを
考え続けることが大事なんだよね

あなたの現場で、
「これ、落とし穴にはまってるかも」
と感じることはありますか?

サイト運営者:まるさん
入所施設、通所施設での介護歴20年。実務者研修などの講師歴15年。現在は管理職として奮闘中です! 介護の現場で悩む新人さん、中堅職員さん、介護技能実習生さん達の力になれたら…そんな想いでブログを始めることにしました。 【保有資格】介護福祉士、介護支援専門員
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