親の介護、どこから始めればいい?|まず知っておきたいこと

家族のための介護ガイド

「うちの親、最近なんかおかしい気がする」

そう感じ始めたとき、
何をすればいいのか
わからなくなることがあります。

私自身も、
子どもの頃にそういう経験をしました。

祖父母と同居していた頃のことです。

祖母はすでに認知症の初期段階にありましたが、
祖父が元気だったころは自然にフォローしていたため、
周りは気づきませんでした。

状況が変わったのは、
祖父が脳梗塞で倒れたときです。

そこから祖母の様子がおかしいと
気づき始めました。

同じことを何回も言う。
部屋にいると、こっそりドアを開けてのぞいてくる。

介護は、こんなふうに突然始まることがあります。

まるみ
まるみ

急に始まると、
何から手をつければいいかわからないし、
気持ちが追いつかないよね

まる
まる

そうだよね。
でも、相談できる場所は
必ずあるから安心してほしい

この記事でわかること

✅ 介護のはじまり よくあるパターン3つ

✅ 介護の相談ができる場所(6か所)

✅ 相談すると、次の一歩が見えてくる

介護っていつ、どうやって始まるの?

介護のはじまりは、人によって全然違います。

大きく3つのパターンがあります。

① 緩やかに始まるケース

  • 「最近、物忘れが多くなった気がする」
  • 「足腰が弱くなって、外出が減ってきた」

こういった変化が少しずつ積み重なって、
様々な相談を経て要介護認定を受けるという形で始まります。

準備する時間的な猶予があります。

② 突然始まるケース

一番困るのが、急激な変化です。

  • 病気で入院して麻痺などの障害が残る
  • 寝たきりになる
  • 一人暮らしの高齢者の認知症が進み、在宅生活が難しくなる

私がデイサービスで働いていて感じることですが、
こういった形で介護が始まる方をとても多く見てきました。

昨日まで元気だったのに、
退院したら介護が必要になっていた。

そういうことが実際に起きます。

③ 気づきにくいケース

私の祖母のように、
パートナーが自然にフォローしていることで
周りが気づきにくい場合もあります。

「なんかおかしいな」と思い始めたとき、
すでに症状が進んでいることも少なくありません。

まるみ
まるみ

突然始まるって、
本当に心の準備ができないよね

まる
まる

だからこそ、
いざというときに
相談できる場所を
知っておくことが大事なんだよね

分からなくて当然。一人で抱え込まなくていい

介護が始まるとき、
ほとんどの人が「何をすればいいかわからない」状態です。

それは当然のことです。

  • 介護保険の仕組み
  • 申請の方法
  • 使えるサービスの種類

初めてのことだらけです。

一人で全部調べて、
一人で全部解決しようとしなくていいです。

まるみ
まるみ

知らなくて当たり前だよね。
学校で習うことでもないし

まる
まる

そう。
だから相談することを
遠慮しないでほしいんだよね

まず大切なのは、
「相談する」という一歩を踏み出すことです。

相談できる場所は6つある

介護のことで困ったとき、
相談できる場所があります。

① 市区町村の「介護保険課/高齢者福祉課」

お住まいの市区町村の窓口です。
介護保険の申請やサービスの案内など、
基本的なことを相談できます。

② 地域包括支援センター

地域の高齢者を支える総合相談窓口です。
「なんとなく心配」という段階でも
相談を受けてもらえます。
お住まいの地域に必ずあります。

③ 病院のMSW(医療ソーシャルワーカー)

入院中の場合は、病院のMSWに相談できます。
退院後の生活をどうするか、
どんなサービスが使えるかなど、
一緒に考えてもらえます。

④ 介護情報サイト・電話相談窓口

インターネットで調べたり、
電話で相談できる窓口もあります。
時間を問わず情報収集できるので、
まず概要を知りたいときに便利です。

⑤ NPO・社会福祉法人の相談支援事業

地域によっては、
NPOや社会福祉法人が相談支援を行っています。
公的な窓口とは違う視点で
サポートしてもらえることもあります。

⑥ 民生委員・児童委員

地域に密着した相談相手です。
「まず誰かに話を聞いてほしい」という段階でも
気軽に相談できます。

まるる
まるる

どこに相談すればいいか
迷ったときはどうすれば?

まる
まる

まずは市区町村の窓口か
地域包括支援センターに
連絡してみるといいよ。
そこから案内してもらえるから

相談すると、次の一歩が見えてくる

介護の仕事に携わるようになって、
強く感じることがあります。

ちゃんと相談に乗ってくれる場所は
必ずあります。

色々なサービスを使いながら、
自宅での生活を続けている方を
たくさん見てきました。

  • 「施設に入らないといけないのかな」
  • 「もう在宅では無理なのかな」

そう思っていても、
相談してサービスを使い始めたことで、
住み慣れた家での生活を続けられている方が
たくさんいます。

まる
まる

一人で抱え込まないでほしい。
相談できる場所は必ずあるから

まず相談する。
それだけで、次の一歩が見えてきます。

まとめ

介護のはじまり方は人それぞれです。

  • 緩やかに始まることもある
  • 突然始まることもある
  • 気づかないうちに進んでいることもある

どんな形であっても、
一人で抱え込まないことが大切です。

相談できる場所は必ずあります。

相談先特徴
市区町村の介護保険課公的窓口・申請の入口
地域包括支援センター総合相談窓口
病院のMSW入院中に相談
介護情報サイト・電話いつでも情報収集
NPO・社会福祉法人民間の相談支援
民生委員・児童委員地域の身近な相談相手
まる
まる

分からなくて当然。
まず相談することから始めればいい

あなたの周りで、
「最近なんかおかしいな」と
感じている方はいませんか?

サイト運営者:まるさん
入所施設、通所施設での介護歴20年。実務者研修などの講師歴15年。現在は管理職として奮闘中です! 介護の現場で悩む新人さん、中堅職員さん、介護技能実習生さん達の力になれたら…そんな想いでブログを始めることにしました。 【保有資格】介護福祉士、介護支援専門員
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