「改善したい」と思っても、
自分の部署だけでは動かせないことがあります。
他部署を巻き込もうとして、
空回りした経験はありませんか。
会議で提案しても反応が薄い。
話は聞いてもらえるけど、動いてくれない。
公の場だけで動こうとすると、
なかなかうまくいかないことがあります。

正式な場で言っても、
なんか響かないんだよね

そう。
公の場だけでは動かせないことがある。
だから水面下の動きが大事なんだよね
この記事では、
他部署を巻き込むための
現実的な動き方を整理していきます。
1.フォーマルな場だけでは限界がある
会議や報告の場で提案する。
それはもちろん大切なことです。
でも、
フォーマルな場には
さまざまな役職や部署の人が集まります。
それぞれに立場があり、
言い分があります。
改善の提案をしても、
「うちは関係ない」
「面倒なことをさせられそう」
そういう反応が出てくることがあります。
これは、ある種当然のことです。
前回の記事でも触れましたが、
人は変化を嫌う生き物。
フォーマルな場だけで
物事を動かそうとすると、
そういう抵抗に阻まれやすくなります。

公の場で決まることって、
実は水面下でほぼ決まってることが多いんだよね
公の場だけで動こうとすると、
時間がかかる。
エネルギーを消耗する。
結果が出にくい。
だからこそ、
もう一つの動き方が必要になります。
2.水面下のネットワークをつくる
公の場とは別に、
信頼できる人たちとの
緩やかなつながりをつくる。
目立たないけれど、
確実に動いてくれる体制です。

それって、どういう人を選ぶんですか?

役職は関係ない。
パートでも構わない。
信頼できるかどうか、それだけだよ
このネットワークに
各部署のメンバーがいると、
いろいろなことが見えてきます。
各部署の動きがわかる。
現場の不満や声が届く。
そのメンバーから各部署への発信もできる。
発言力がある人が入ってくれると、
なお動きやすくなります。
そして、
ネットワークの中で
特に大切にしてほしい人がいます。
「それは違うと思う」と
正直に言ってくれる人です。
賛同してくれる人は
心強い存在です。
でも、
異議を言ってくれる人がいることで、
判断が偏らなくなります。
俯瞰的に見てくれる人。
遠慮なく本音を言ってくれる人。
そういう人がネットワークの中にいると、
改善の質が上がります。
ただ、
これは深い信頼関係があってこそです。

信頼関係がないと、
本音って言えないよね

そう。
異議を言ってくれる人を大切にできるかどうかが、
ネットワークの質を決めるんだよね
3.水面下で固めてから、公の場で動く
このネットワークで
ある程度方向性を固めてから、
各部署に持ち帰って議論を深めてもらう。
それぞれの部署で
「これはどうだろう」と
考えてもらえる状態をつくってから、
フォーマルな場に持っていく。
水面下で合意が取れていると、
公の場での話がスムーズに進みます。

会議で急に提案するより、
各部署で議論が深まっている方が
圧倒的に通りやすいんだよね
ただ、
一つ気をつけてほしいことがあります。
目立った動きをし過ぎないこと。
「あいつらは何をやっているんだ」
という反感を買ってしまうと、
せっかくのネットワークが
逆効果になってしまいます。
あくまでも静かに、
でも確実に動く。
それがインフォーマルな組織の
基本的なスタンスです。

きれいごとだけじゃ
動かないってことか

現場はそういうものだよ。
大事なのは、
何のためにやっているかを
見失わないことだと思う
まとめ
他部署を巻き込むには、
フォーマルな場だけでは限界があります。
信頼できる人たちとの
水面下のネットワークをつくる。
各部署の動きを把握しながら、
議論を深めてもらう。
そして公の場で動く。
その流れが、
現場を動かす現実的なやり方だと思います。
ネットワークの中で大切にしてほしいのは、
異議を言ってくれる人。
その人がいることで、
判断が偏らなくなります。

まず一人、
信頼できる人から始めればいい
あなたの現場で、
「この人なら信頼できる」
と思える人は誰ですか?

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