笑顔ってそんなに大事!?と思ったあなたへ
前回のブログでは、介護の現場で欠かせない「非言語的コミュニケーション」についてお話ししました。
その中で、わたくしまるが特に大事だよ〜!と力を込めて伝えたのが……
そう、「笑顔」でした!
でもね、もしかしたらこう思った方もいるんじゃないでしょうか?
「え、笑顔ってそんなに重要?」
「非言語のスキルのひとつに過ぎないんじゃ?」
……わかります、わかります。
でも、声を大にして言いたい!

笑顔はただの“スキル”じゃありません。
現場で超・役立つ、“最強の武器”です!
今回はその理由を、根拠と実体験をまぜながら、楽しくわかりやすくお伝えします♪
読み終わるころには、「よし、明日からちょっと笑ってみよっかな〜」と思ってもらえたら嬉しいです!
笑顔のパワー、あなどるなかれ!
同じ女性のイラストですが、どのような違いがあるでしょうか。


1枚目は無表情、2枚目は笑顔。
このイラストを見るだけで、笑顔パワーを体感するね〜
まずは「そもそも笑顔って、どんな効果があるの?」というところから。
「笑顔」でいることによって、もたらされるプラスの効果
- ストレス解消
- 免疫力アップ
- 脳が活性化
- 自律神経が整う
- 人間関係が円滑になる
- 寿命が伸びる?!
・ストレス解消
笑顔を作るだけで、脳内で「セロトニン」や「エンドルフィン」などの“幸せホルモン”が出てきて、気持ちがふわっと軽くなります。
・免疫力アップ
笑ってる人の体の中では、なんとナチュラルキラー細胞が活性化!風邪やウイルスに負けにくくなるんです。
・脳が活性化
血流が良くなって、脳が元気に。記憶力もアップするし、認知症予防にも!
・自律神経が整う
緊張とリラックスのスイッチ切り替えがスムーズになって、心も体も落ち着きやすくなります。
・人間関係がまる〜くなる♪
笑顔は「私はあなたの味方です!」っていう、最強のサイン。相手の警戒心もスルスルほどけていきます。

誰かの笑顔を見ると、自然と笑っちゃうことってありませんか?
その“笑顔の連鎖”が、場の空気をふわっと明るくしてくれます。
・寿命までのびちゃう!?
実際に「笑顔が多い人のほうが長生きする」っていう研究もあるんです。これは見逃せませんね。
どうでしょう?
ちょっと「笑顔って…すごくない!?」って思ってきませんか?
介護現場では、笑顔が“信頼づくり”のカギ!
ここからは、介護の現場でどう活かせるのかについてお話しします。

笑顔は、第一印象を良くする魔法
たとえば、あなたが初対面の人から声をかけられたとき。
相手が無表情だったら、「ん?なにこの人…」ってちょっと身構えちゃいませんか?
でも笑顔で話しかけてくれたら…
「わぁ、なんかこの人優しそう!」って感じません?

(職場の同僚)
わかる〜!!
話しかけられるときも、話しかけるときも、相手が無表情だと身構えちゃうよね
利用者さんもまったく同じです。
特に介護の現場では、信頼関係をつくる第一歩が「この人は大丈夫そう」と思ってもらえること。
その“入口の鍵”が、笑顔なんです。
逆に、笑顔がないと「あの人ちょっと苦手かも…」なんて印象を持たれてしまって、そこから関係を築くのがなかなか大変。
最初から“プラスの印象”を持ってもらうって、大事ですよね!
でもね、「ただ笑えばOK」じゃないんです!
こんな笑顔はNG!
- 目が笑ってない…
- 冷笑っぽく見える…
- 人を見下したような笑い方
・目が笑っていない
口元は笑ってるけど、目が真顔。ちょっと怖い…って思われちゃうかも
・冷笑っぽく見える
相手からバカにされているように見えると、信頼どころか心のシャッター閉じちゃいます
・人を見下したような笑い方
あなたにそんな意図はなくても、伝わり方で誤解を生むことがあります。注意しましょう!

自分の表情が、「相手からどう見られているのか」意識することが大切だよ
「安心感を届ける笑顔」の作り方、教えます♪
どうすれば、相手に安心してもらえる“いい笑顔”になるのか?
コツはこれ!
良い笑顔を作るコツ
- 目と口、両方で笑う!
- ポジティブな気持ちを思い出す
- 表情筋をほぐす練習
・目と口、両方で笑う!
目尻をちょっと下げたり、目を細めてみてください。それだけでかなり印象が変わります。
口元は口角をキュッと上げて、歯が少し見えるくらいがベスト!
でも、歯を見せるのに抵抗がある人は、無理に笑わなくて大丈夫!
口を閉じてやさしく微笑むのも笑顔。場面に応じて「ほほえみ&にっこり」を使い分けてみましょう。
・ポジティブな気持ちを思い出す
「楽しかったこと」「うれしかった瞬間」思い出しながら笑うと、自然であったかい表情になります♪
・表情筋をほぐす練習も◎
「うまく笑えないなぁ…」という方は、マッサージや「あ・い・う・え・お」と口を大きく動かしてみて!
鏡の前でチェックするのも効果的です。

親しみやすさや安心感をあたえる”微笑み”、親愛の”にっこり笑顔”など、
「笑顔」の種類を増やしていこう
まとめ|あなたの笑顔が、誰かの心をあたためる
笑顔って、ただの表情じゃありません。
それは、「私はあなたと心を通わせたい」というメッセージなんです。
介護の現場では、言葉より先に「表情」が伝わります。
そこで相手に安心してもらえるかどうか。
それが笑顔の力なんです!
だからこそ、あなたらしい自然な笑顔で、利用者さんの心の扉をノックしてみてください。
きっと優しく「どうぞ〜」と開いてくれるはずです。
さぁ、明日からあなたの笑顔で、現場をちょっぴりあたたかくしてみませんか?
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