現場で働いていると、
こんな場面はないでしょうか。
記録を書いていると、
利用者さんから声がかかる。
さらに
他の利用者さんから
トイレのコールが鳴る。
現場では
いくつものことが
同時に起こります。

こういうときって
何からやればいいか迷うよね
介護の現場では
・やることが多い
・時間が限られている
・同時にいろいろなことが起きる
そんな状況がよくあります。
特に中堅になると
・利用者対応
・後輩のフォロー
・記録
・現場の調整
など、考えることも増えてきます。
すると
「何からやればいいんだろう」
と迷うこともあります。
忙しい現場の中で
仕事を進めていくためには
何を優先するのか
という判断基準を
持っておくことが大切です。
この記事では
介護現場で仕事の優先順位を考えるときに
大切にしたい考え方を整理していきます。
1.介護の優先順位は「安全」が土台
介護の仕事で
まず最初に考えるべきことは
安全が確保されているか
ということです。
転倒のリスク
体調の変化
危険な状況
こうしたことは
どんな業務よりも
優先されます。

介護の仕事は
まず安全が土台なんだよね
どんなに
利用者さんの希望を叶えようとしても
安全が守られていなければ
介護として成り立ちません。
だからこそ
優先順位を考えるときは
まず
安全が確保されているか
を確認することが大切です。

目先の業務にとらわれて
判断が鈍らないように
気をつけなくっちゃ
2.利用者満足と「私たちができること」の線引き
安全が確保されたうえで
次に考えるのは
利用者さんの満足です。
介護の仕事は
利用者さんの生活を支える仕事。
だからこそ
利用者さんの思いや希望を
大切にしたいと思うのは
とても自然なことです。

利用者さんのためって思うと
できることは
全部やってあげたくなる…
実際、現場では
利用者さんの思いに応えようとして
頑張りすぎてしまう場面がよくあります。
気づいたときには
現場の負担が大きくなっているなんてことは介護現場あるあるではないでしょうか。
この状態が続くと現場が疲れてしまい
利用者さんへの関わりの質が
少しずつ下がってしまうことも。
だからこそ大切なのが
私たちが
どこまでできるのか
を考えることです。
介護は
「してあげる仕事」ではなく、
生活を支える仕事だからです。
ここでの線引きは
「できる・できない」を
はっきり分けるというより、
今の自分たちのレベルに合ったもの
を基準にると良いと思います。
例えば
□ 今は難しいこと
□ 少し頑張ればできること
この違いを考えることです。

少し頑張ればできることを
少しずつ増やしていくんだよね
そうしていくことで
自分たちのレベルも少しずつ上がり
これまでできなかったことが
できるようになっていきます。
3.利用者理解が優先順位の判断を助ける
優先順位を考えるとき
とても大切になるのが
利用者さんを理解しているか
ということです。
例えば
利用者さんから同時に声をかけられたとき。
どちらに先に対応するか。
迷うこともあると思います。

同時に声をかけられると
どちらを先に対応すればいいのか
迷います

利用者さんのことが分かっていると
優先順位は自然と見えてくるんだよ
例えば
・この方は少し待つことができる
・あの方はすぐ対応が必要
こうした理解があると
判断がしやすくなります。
逆に
利用者さんの理解が十分でないと
迷いが生まれ
判断が遅れてしまうこともあります。
だからこそ、普段から
利用者さんをよく見ること
小さな変化に気づくこと
その人の特徴を
理解しておくこと
日頃のこうした積み重ねが
優先順位を考えるときの
大きな助けになります。
4.信頼関係が優先順位を支える
現場では
利用者さんの希望を
すべて叶えることが
難しい場面もあります。
例えば
・他の利用者さんへの対応
・人手が足りないとき
・安全を優先しなければならない場面

本当はすぐ対応したいけど
難しいときもあるよね
どうしても
すぐに対応できないこともあります。
そんなときに大切になるのが
利用者さんとの信頼関係です。
普段から関係ができていると
「今は少し待ってくださいね」
という説明を
受け入れていただけることがあります。

普段の関わりって
こういう時に出るんだよね
日頃から
・声かけ
・コミュニケーション
・関係づくり
を大切にすることが
優先順位を守りながら
利用者さんと関わることにも
つながっていきます。
5.介護現場で優先順位がぶれやすい場面
現場では
段取り通りに仕事が進まないことも
よくあります。
「この順番で動こう」
と考えていても
・急な体調不良
・トイレ対応
・突発的な出来事
などが起きると
段取りが崩れてしまいます。

段取りが崩れると
何からやればいいか
分からなくなります。
それに
あとでやろうと思っていたことを
うっかり忘れちゃうこともあるんです。

現場って
予定通りにいかないことが
多いからね
例えば入浴の場面。
入浴にかかる時間は
利用者さんによってさまざまです。
長湯は嫌いで
さっと済ませたい方もいれば、
衣類の着脱や洗身など
生活動作のリハビリとして
ゆっくり取り組んでいる方もいます。
だからこそ
入浴の順番という優先順位も
大切になります。
ここで順番を間違えると
「入浴にかかる時間」が長くなり
その後の業務が
押してしまうこともあります。
優先順位を考えるときは
大きな判断だけでなく
日々の小さな動きも
意外と大切です。
それから、もう一つ大切なのが
もう一つ大切なのが
周囲にも目を配る
という意識です。
例えば
利用者さんの居室に行ったとき
同室、同じテーブルの利用者さんの様子を確認する
体位や床頭台を軽く整える
必要な物品を整えておく
こうした小さな行動が
あとから現場の流れを
スムーズにしてくれることもあります。
優先順位は
いつも完璧に決められるわけではありません。
だからこそ
周囲にも目を配りながら
少しずつ整えていくことが
大切になります。

こういう小さいことが
あとで効いてくるんだよね
6.まとめ
ここまで
介護現場で仕事の優先順位を考えるときの
いくつかの視点を見てきました。
介護の現場では
・同時にいろいろなことが起きる
・時間が限られている
・やることも多い
そんな状況がよくあります。
だからこそ
何を優先するのか
という判断基準を
持っておくことが大切です。
まず
安全が土台にあること。
そのうえで
・利用者さんの満足
・私たちができることの線引き
・利用者理解
・信頼関係
こうした視点を
バランスよく考えていくことが
大切になります。
そして
優先順位を考えるときの
一つの視点が
「それは利用者さんのためになっているか」
という問いです。

迷ったときは
“それは利用者さんのため?”
って考えてみるといいんだよね
優先順位は
いつも完璧に決められるわけではありません。
だからこそ
周囲にも目を配りながら
少しずつ整えていく。
その視点を持つことで
忙しい現場の中でも
判断がしやすくなっていきます。
明日からの現場で
少し意識してみてください。
迷ったときは
安全 → 利用者満足 → 私たちができること
この順番で考えてみる

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