── 続けてきたことの意味を、少しだけ言葉にしてみる
気づけば、今年も終わろうとしています。
振り返ってみると、「これが大きな成果です」と胸を張って言えることは、正直あまり多くありません。
むしろ、迷ったり、立ち止まったり、これでいいのか分からないまま過ぎていった日々の方が印象に残っています。
それでも2025年を振り返ったとき、「これは自分にとって大きな出来事だったな」と思えることが、いくつかあります。
今日は、今年最後のブログとして、そのことを少しだけ整理してみたいと思います。
1, 1人でも多くの介護職員が、辞めずに続けていけるように
私は介護の現場に20年、講師として15年関わってきました。
長く続けてきたからこそ、たくさんの職員さんと出会い、そして見送ってきました。
新人職員さんが、「何が正解か分からないまま現場に立つ不安」を抱えている姿。
中堅職員さんが、「ある程度できるようになったからこそ、弱音を吐けなくなっていく姿」。
外国人介護職の方が、言葉や文化の壁の中で、本来持っている力を出しきれずに悩んでいる姿。
辞めていった人たちを思い返すと、決して「能力がなかった人」ではありませんでした。
むしろ、真面目で、責任感が強くて、利用者さんのことをよく考えていた人たちです。
それでも、一人で抱え込んでしまい、気づいたときには限界を超えてしまっていた。
そんな場面を、何度も見てきました。
だから私はずっと、「介護をうまくする方法」よりも先に、「介護の仕事を、続けていける形」を大事にしたいと思ってきました。
1人でも多くの介護職員が、辞めずに続けていけるように。
この思いが、今年の私の行動の軸になっていました。
2, 7月23日、ブログを始めた理由
そんな思いから、7月23日に初めてブログを投稿しました。
特別な準備が整っていたわけでもなく、自信満々だったわけでもありません。
正直、「今さらブログを始めて意味があるのかな」と思う気持ちもありました。
それでも、現場や研修の場だけでは届かない人たちがいること、悩んでいる“途中の人”に、そっと置いておける言葉が必要だと感じていました。
正解を押しつける介護ではなく、考えながら介護していい。迷っても、立ち止まってもいい。
そんな視点を、いつでも見返せる場所に残したかった。それが、ブログという形を選んだ理由です。
そこから、休まず週に1回、投稿を続けることができました。
毎週自信を持って書けたわけではありません。
書けない週、迷う週、これでいいのか分からない週もたくさんありました。
それでも続けられたのは、「完璧じゃなくても、続けていい」という感覚を、自分自身が手放したくなかったからだと思います。
3, Xを始めて、世界が少し広がった
同じく7月から、X(旧Twitter)での投稿も始めました。
こちらは、毎日欠かさず投稿することができました。
始めたきっかけは、同じ介護職の人たちや、さまざまな立場の人たちと交流して、自分の裾野を広げたいと思ったからです。
介護の世界の中だけで考えていると、どうしても視野が狭くなってしまうことがあります。
外とつながることで、違う考え方に触れたり、「あ、そんな見方もあるんだ」と気づかされることも多くありました。
また、自分の発信が、1人でも前を向けるきっかけになればいい。
そんな思いで、ポストを続けてきました。
おかげさまで、フォロワーさんも少しずつ増えてきています。
数字を誇るつもりはありませんが、読んでくれる人、反応をくれる人がいることは、間違いなく続ける力になっています。
いつも本当に、ありがとうございます。
4, 中小企業診断士に挑戦しようと決めた年
10月からは、中小企業診断士の試験に向けた勉強も始めました。
将来のことを考えたとき、「介護の世界しか知らないままでいいのだろうか」と、そんな思いが、少しずつ大きくなっていったからです。
介護以外の世界を知ること、学ぶことは、きっと介護の仕事にも活かせる。
そう考えています。
簡単な挑戦ではありません。
結果がどうなるかも、正直分かりません。
それでも、「自分のために頑張る」と決めたこと自体が、今年の自分にとって大きな一歩でした。
5, 来年に向けて
最後に、今年このブログを読んでくださった皆さんに、心から感謝します。
毎週書き続けられたのは、読んでくれる人がいると信じられたからです。
来年は、何かを大きく成し遂げる年でなくていい。
未来のための布石になるような一年にしていきたいと思っています。
そして何より、心身ともに健康で、少しでも楽しみながら続けていくことを大切にしたい。
来年の抱負については、次回のブログ「今年の抱負2026年」で、改めて書きたいと思います。

どうぞ良いお年をお迎えください。
また、来年お会いしましょう!


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